自分史コラム

2023.11.16

そもそも、自分史ってなあに?

ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。

ーーーーー
そもそも、自分史ってなあに? と思っておられる方に、お伝えしたいと思います。

ひと言でいえば、自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。

自分史作成の過程(プロセス)にこそ、意味がある

何より、自分史作成の過程(プロセス)にこそ、意味があると、私は考えています。
自分史って何だろう、どこから始めようか、と考えるところから、もう始まっていて、
自分史づくりを進めながら、改めて自分の足跡を振り返り、社会背景も理解しながら整理ができて、
普段は記憶の底に封印しているような、過去の自分や素(す)の自分に出会います。
それこそが、自分史づくりの醍醐味だと思っています。

また、成果物としては、文章だけでなく、ビジュアル(写真や絵、漫画)、音声・動画、
作品紹介(俳句、短歌、川柳、絵画、書、手芸作品、工芸品)など、多彩で自由です。

経験を積み年齢を重ねた高齢の人が、半生を文章の形で振り返り、分厚い自分史書籍を出版して残す、それが自分史、
という固定的なイメージをお持ちの方は、私が出会うお客様や自分史講座の受講生さんにもおられますが、
自分史は、それだけではありません。それに、何歳であっても、その人に歴史はあります。
例え10歳でも20歳でも、年齢を問わず、どの局面でも取り組めるものであり、作り方や表現方法は自由です。

自分史作成を通して、得られること

私は、一般社団法人自分史活用推進協議会の認定自分史活用アドバイザーです。
1975年(昭和50年)に、歴史学者の色川大吉さんが、戦前戦後の日本と自分の歩みを振り返って、
『ある昭和史 -自分史の試み』というご著書で、
「庶民こそ、自分の歴史を語るべきである」と述べました。その時初めて、普通の人の歴史、ということで、
「自分史」という言葉が使われるようになりました。(協議会サイトより一部引用 jibun-shi.org/)

100人の方がおられれば、100通りの自分史があります。
皆さん、お一人おひとりが、個性と能力を伸び伸びと発揮されながら、それぞれの自分史に対する「納得解」を目指して、
楽しく自分史に取り組み、具体的に形にしていかれますよう、
自分史作成を通して、より自分のことをよく知り、今とこれからを意欲的に過ごされますよう、心から願って、
精一杯サポートさせていただいています。

〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」

まさに、自分史に取り組むことで、そうしたご経験をなさった、とお話くださるお客様もおられて、心より感謝しています。
そんなお話も、これから少しずつお伝えしたいと思います。

ご相談・お問い合わせ

自分史作成、他サービスに関するご質問、
気になる点はお気軽にご相談ください。

© 2012 - 2022 workfor inc.