自分史コラム

2024.02.21

自分史づくり、挫折しない実践ポイント5

ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。

自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。

せっかく始めようと思った自分史づくり、挫折しないためには 

(1)今すぐ始める
思い立ったら吉日、気力・体力・時間的ゆとりや少しの経済的ゆとりが
おありのうちに、とにかく始めましょう。善は急げ、です。

小さなことから、まず着手して、一部でも始めてみる。

原稿を2~3行でもよいから、書き始めてみる。
思い出の写真を1枚でも集め始めてみる。年表を1行でもよいから書いてみる。
家族、親族、お友達に、「あのころ、こうだったよねえ」と、思い出話をしてみる。
    
小さなことから、まずは始めてみませんか。
(2)締切をつくる
自分一人で孤独に進めることは大変です。

周囲に宣言して、かつ、自分でも〇月〇日までには、ここまで進める、と
締切をつくりましょう。そして、締切を守りましょう。

そうして進めていけると、具体的な成果は少しずつ積み重ねられていきます。
(3)予定に組み込む
自分史づくりに費やす時間を、生活の中で、
一つのブロック(かたまり)として、とらえて、
定期的に、強制的に予定(カレンダー)に組み込んで入れておく、書いておく。


歯医者さんなどの予約といった、緊急性があるものは、
いや応なく入れて(入れられて)、ご自身も無理して都合つけて、
その予約時間帯を空けて、約束を守って通院なさいますよね。
それと同じようにとらえる、ということです。
(4)家族、身内、友人からのひと言にめげない、適宜スルーする
あなたのご負担を考えて、「もう、やめたら、何をしているの」と、
近しい人から非難めいた言葉を投げかけられて、
自分史づくりの意欲、気持ちがひるむ、という方は、
残念ながら、おられます。
    
人それぞれ、近しい間柄の方でも、価値観は別です。
自分史以外にも、自己表現できるというものは、たくさんありますので。

ただ、あなたご自身は、自分史づくりを進めたいと思われている。
であれば、あまり人の言葉は気にせず、めげないこと、適宜スルーする。

そのまま、当初の意欲を維持して、進めていきましょう。
そんな熱心なあなたのお姿を見て
少しずつご理解いただけるのでは、と願っています。
    
できれば、近しい方が何をご心配くださっているのか、
静かな気持ちで、タイミングを見て尋ねてみて、
穏やかに話し合いができればよろしいですね。
 
やはり、身近な方に応援団になっていただくと、
自分史づくりの作業を進めるにあたって、とても心強いですから。
(5)自己再発見の機会ととらえる
「あっ、そうだったのか」「あれは、そういう意味だったのか」と、
自分の人生の棚卸しにつながる、自分史づくりを通して再発見が必ずあります。
 
自分史づくりは、苦しいことだけではありません。
最初に、自分史づくりに取り組んでみよう、と思った、
ご自身のワクワクした気持ちを思い起こしてください。

もちろん、ヒリヒリするような事柄に触れる場面もあるかもしれませんが、
そこにこそ、あえて振り返ることで、ご自身について再発見できたり、
知らず知らずに、長年胸に刺さっていたトゲが抜けて楽になったり、
胸の奥にあった、冷たい氷の塊(かたまり)がとけたりして、
すっきり、さっぱりして、笑顔になれたりするのではないでしょうか。
 
そういうお客様は、当方の少ない経験でも、実際に多くおられました。
    
もし、可能であれば、どうぞ、自己再発見の機会ととらえて、
そこをあと一歩、踏み込んでみませんか。

もちろん、まだ、かさぶたができていないようなお辛いことで、
書きたくないこと、表現したくないことは、触れなくても構いませんので。
    
以上、ご参考になれば幸いです。


同様のテーマで、お世話になりましたお客様にご協力いただき、ショート動画を作成しています。
また、お楽なタイミングで、そちらもご覧ください。
/jibunshi/advice/

 
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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