ひと言メッセージ

2022.11.24

皇帝ダリアの季節に、楽苦しく推敲(すいこう)

この季節は、こちら倉敷でも、晩秋の青空を背景に、背の高い皇帝ダリアの花が美しいです。

ただ今は、ある締切(原稿提出)が迫り、楽苦(たのくる)しく(笑)、最終段階の推敲(すいこう)を頑張っています。

推敲とは、詩や文章の内容や表現がよくなるように、何度も考えを練ってつくりなおすこと(角川必携国語辞典から引用)。よくなるように、ってところがポイントですよね。何をもって、よくなった、と判断するのか。そして、未熟な力量では、考えを練りすぎて(笑)、ただ、同じところをぐるぐると回っているだけということもよくあります(笑)。私の場合ですが。

推敲の一番の魅力は、「考えながら、書きながら、抜け出ていく」(井上ひさし氏)というか、「本当は、自分は何を思っているのか、何を他者に伝えたいのか」と自問自答していくうちに、「そうだったのかー、本当に言いたかったことは、これなんだー」と新たな発見があるとき。

自分にとって、まだ見えていない自分、というものが、何歳になっても、あるようですね。

「自分が書きたいことを、他者が読みたくなるように書く」(『エッセイ脳』岸本葉子著)、座右の銘の一つです。ありがとうございます。

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