2024.04.22
オンライン、リモートワーク、ビデオ通話と聞いて、皆さんは、いかがお感じだろうか。
オンラインとは、「インターネット回線につながっている状態」を意味する。ちなみに、インターネットとは、
世界中のコンピューターなどの情報機器を接続するネットワークのことである。だから、相手が他言語の人でも、
そうした言語の壁は翻訳機能で対処すれば、全世界の人とリアルタイムで情報を瞬時に送受信できる。
リモートワークとは、離れた場所で働くことで、インターネット回線ではなく、電話回線を利用しても可能である。
ビデオ通話とは、音声だけでなく、相手の顔や景色などの映像も一緒に見られる通話システムのことである。
コロナ禍前の2019年までの私ならば、そうした用語や仕組みにはアレルギー反応と苦手意識が前面に出て、
腰は大いに引けていた。いくら遠方に住む人であっても、会いたい人とは、移動して直接会い、実際に顔を見ながら
話す方が、お互い意見や気持ちがよく伝わる。だから、私には縁のないことだと思っていた。
ところが、2020年2月から、新型コロナウイルス感染急拡大に伴う対策として、とにかく人とリアルに会ってはいけない、
ということになり、県域を越えて遠方の会合や集まりに出席して不特定多数の人と対面で会うことはもちろん、近くに住む人に
直接会うことさえ難しくなった。不要不急の外出やリアルな面会は控えてください、という急激な変化が訪れた。
そこで、やむを得なく、人と対面してリアルで会う代わりに、従来からある固定電話や携帯電話、そしてパソコン(パーソナル
コンピューター)、スマホ(スマートフォン)のメールやオンライン機能を使って、実際には対面せず、連絡を取り合う必要に
迫られた。
オンラインといえば、Facebook(フェイスブック)という、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)がある。
インターネットに接続できるさまざまな機器で、いつでもいろいろな場所で使えて、登録された者同士、電話番号やメール
アドレスがわからない人でも気軽に交流することができる会員制サービスである。文字情報主体だが、静止画像や動画も添付できる。
周囲にフェイスブックを始めたという人が出てきて、私も使ってみたいなと好奇心が勝り、苦手意識も強いのに
恐る恐る使い始めたのは2011年12月だった。あれからもう10年以上たつのか。詳しい仕組みはよくわからないなりに、モタモタと
使い始めて、その後もあまり進歩はしていない。
その後、2013年10月から、全国各地にいる仕事関連の仲間の人たちとフェイスブックを通じて情報共有する必要が生じ、
いわゆるフェイスブック上の友達(実際の地あるな友達とは若干ニュアンスが違う)が急に増えて、適度に利用していた。
といっても、私の場合、友達の数はそう多くないし、他者の投稿するコメントに好意的な反応を伝える「いいね」ボタンを押して
返したり、時に、自ら短いコメントを投稿したりする程度である。
(以下、略)
~「あとがき」より、一部引用始まり~
足踏みをしていた桜前線が一気に上昇し春がやってまいりました。そして、私たちの作品集『位置』第二十二号も無事発刊の運びとなりました。今号には会員八十三人のうち五十四人から玉稿が寄せられました。
作品の内容はさまざまです。思い出の旅日記、興味深い体験談、普段の生活の中で見つけた小さな幸せ、中でも今号は家族や友人、仲間への思いや感謝をつづった作品が多く見受けられました。思いは伝わります。言葉は目には見えない力を持っています。その言葉は人生を豊かにしてくれるのです。書きましょう、書き続けましょう。それが私たちの日常ではないでしょうか。
(以下、略)
~一部引用終わり~
岡山県エッセイストクラブ作品集
『2024 位置 Position 第22号』(A5判、177P、全十章(54編))
2024年4月1日発行
発行 和光出版(岡山市南区豊成)
印刷 昭和印刷株式会社
編集 岡山県エッセイストクラブ
定価 Ⅰ,320円(本体1,200円+税10%)
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